Episode Life(えぴそーどらいふ)

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謎のバイトを週7でやってた話

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「閉店後の店にいるだけで時給1000円もらえるバイト」
 
 
 
高校2年生のはじめから卒業までの約2年間、僕はこのバイトをしていました。
 
 
 
このバイトを紹介してくれたのは母親でした。
 
 
 
母親「1時間いるだけで1000円もらえるのよ!ただいるだけでいいの!」
 
僕「本当に大丈夫?それ」
 
母親「怪しいやつじゃないわよ。いればお金がもらえるの。ちなみに週7っていうのが条件ね…」
 
 
 
と言われた時には内容が内容なだけに、相手が完全な肉親であるにも関わらず
 
 
(この人は僕をハメようとしてるんじゃないか・・・?)
 
 
という疑惑の眼差しを向けてしまいました。
 
 
しかし、当時の僕は「あ~あ、タダでもらった宝くじが当たったりしないかな~」などの都合のいい願望を抱くばかりの労働意欲皆無な高校生だったので
「楽なバイト」ほど魅力的なものはなく、とりあえずやることに決めました。
 
 
 
 
実際にやってみた
 
 
 
 
バイト先は、デパートの中に入ってる時計屋さん(高級店とかじゃなく、いわゆる街の時計屋さん)
 
 
出勤時間は20時~21時の間。
 
その間は何をしててもよく、僕はポータブルテレビを見たり、勉強したり、時にはご飯を食べで過ごしていました。
 
時間が来たら電気を消して帰る。それだけでした。
 
月3万円。時給にすると1000円。
 
 
 
 
なぜ、これがバイトとして成立しているのか?
 
 
 
デパートが閉店するは21時なのですが、この店が閉店するのは20時です。
 
店長が20時で帰りたいのですが、デパートの閉店が21時なので店に誰かいないと泥棒に入られてしまう可能性がある、ということでバイトを雇ったようです。
 
 
 
基本的にはめちゃくちゃ楽なのですが、週7で入らないといけないというのがかなりの必須条件で、他のバイトメンバーもいないのでシフトを代わってくれる相手がいません。
 
 
 
 
ではどうしても休まないといけない時はどうするか?
 
 
 
 
その時は僕の代わりに母親がバイトに出勤します。
 
なぜか家族にシフトを代わってもらうのはオーケーというルールでした。
 
 
 
 
 
休みたい時は事前に
 
僕「お母さん!今日は僕の代わりにバイト行ってくれない?」
 
母親「いいよー」
 
という家族経営の職場じゃないと考えられないよう会話を交わしながらバイトを代わってもらいました。
 
 
 
 
僕がこのバイトをやめた後に引き継いだ人は、月曜は息子、火曜は姉、水曜は母
 
というように家族でシフトを組んで回すという強者だったそうです。
 
 
 
 
このバイトで起きたちょっとした事件
 
 
 
地元でバイトをしていたため中学時代のクラスの女子に、僕がバイトしてるところをたまたま発見されました。
 
それ以来、職場に何人かで遊びに来てくれるという露骨なリア充展開が待っていたのですが、
 
本当は来てくれて嬉しいのに
 
「突然来られたりしたら困るよ。前もって言ってくれない?」
 
と当時僕は教室で1人きりで弁当を食べることもあるような冴えない高校生だったにも関わらず、分相応にもツンデレを爆発させて、二度と女の子たちが遊びに来てくれなくなってしまい、
バイト先で唇を強く噛み締める頻度が増えるという出来事が起きました。
 
 
 
バイトってやっぱり大変ですね。
 
 
 
 
以上。